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賃貸物件への入居審査において、本人確認書類として「運転免許証」を出す方が多いのではないでしょうか。
一口に本人確認書類といっても、ただ単に本人確認をしているだけではありません。提出された運転免許証からわかる情報も含めて審査されているのです。
今回は、入居審査において運転免許証のどこを見られているかまとめてみました。
入居審査で運転免許証のココが見られています
表面
同姓同名での犯罪歴や破産歴がないか
入居審査に限らず、住宅ローン審査などの金融審査でも見られる点ですが、同姓同名での犯罪歴や破産歴などがないかどうかはチェックされているはずです。
この時、免許証の表・裏面に記載されている住所だけでなく、免許証番号の上1~2桁・3~4桁目でわかる、免許証取得時に住んでいた地域での犯罪歴・破産歴などもチェックされているでしょう。
「再発行回数」が3〜5回以上は注意!
免許証番号12桁のうち、下1桁は免許証の累計再発行回数を示しています。紛失や盗難により免許証の再発行を受けるごとにこの数字が大きくなります。
「0」であることが理想ですが、1〜2程度ならあまり気にしなくても問題ないでしょう。
ただ、3・4・5…と数字が大きくなってくると、入居審査においてツッコミが入る可能性がかなり高いです。(ツッコミも入らず審査落ちになる可能性もあるので注意)
なぜなら、「そんなに紛失する人は自己管理できない人だろう」だとか「何か悪用しているのではないか」などと懸念されるためです。再発行回数が多い方は、いつ・どのような経緯で再発行したか?を答えられるようにしておきましょう。
裏面
転居歴の整合性があるか
裏面の転居歴が多い場合、今回の入居申込における「転居理由」や「勤務先・勤続年数」などと合わせて転居歴に整合性があるかどうかもチェックされているでしょう。
例えば、現在の勤務先の勤続年数10年、免許証の裏面記載の転居歴が3〜4つあったとしましょう。その場合、勤務先での転勤のための転居で間違いないか?と、勤務先企業の事業所所在地などから整合性があるかどうか確認されているでしょう。
賃貸契約というのは、一度契約すると貸主側から簡単に解除できない重〜〜い契約じゃから、審査では「そこまで見るの?!」というところまで念入りにチェックされているのじゃ。
現住所に書き換えしていない場合は補完書類が求められる
一時的な単身赴任等で、免許証の住所書き換えをしていないという場合もあるでしょう。この場合は不動産会社に確認の上、現住所が確認できる補完書類を合わせて提出しましょう。
白紙でも必ず提出が必要
裏面が白紙だからといって不要だということはありません。「裏面が白紙である」という確認のため、必ず裏面も提出しましょう。
提出書類が足りないと正確な審査が行えず、どんどん審査が遅延してしまったり、期限内に提出されないと申込がキャンセルとされてしまうので注意が必要です。