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シングル、ひとり親世帯にとって、固定費である「家賃」は少しでも安く抑えたいところですよね。
月給における住居費(家賃)の割合は3割程度までが良いと言われますから、仮に月収手取り15万円とすれば家賃は4万5000円までに抑えたいところ…。
一般的に「低家賃」というと、市営・県営の公営住宅やUR賃貸住宅が有名ですが、ここ数年知名度があがってきているのが「ビレッジハウス」。今回はビレッジハウスの概要や申込条件について解説します。
低家賃で知名度上昇中のビレッジハウスとは?
ビレッジハウスとは、以前国が保有していた「雇用促進住宅」の宿舎を、雇用促進住宅制度の廃止に伴い、ソフトバンクグループである民間企業が一括買い上げし、誕生しました。
リノベーションを施した上で一般向け賃貸住宅として提供されている集合住宅です。
市営住宅などのように申込条件的なものが厳しくなく、抽選ということもありません。
申込に関して広く門戸が開かれているのが特徴です。
賃料が安い理由については、↓こちらの記事でも解説しています。

とは言っても、最低限の申込条件はあるのでは?と気になりますよね。早速まとめていきます。
ビレッジハウスの申込条件
- 安定した収入があり、その収入証明を提出できる(給与、事業所得、年金、生活保護等)
- 電話番号をもっていること(基本的に、携帯電話)
- メールアドレスを持っていること(フリーメール可、契約手続き時に必要)
この条件を満たせば、申込は可能です。年齢制限はありません。
申込後に入居審査が実施されるため、審査をとおれば契約をむすぶことができる=入居できるということになります。
入居人数に制限はある?
ビレッジハウスは2Kや3DKの間取りが多いですが、入居人数に制限はあるか気になっている方もいるでしょう。
ビレッジハウスの場合、家族入居(ファミリー)であれば人数制限はありません。2Kにファミリー4人で住んでもOKです(手狭にはなりますが)

ただし、注意したいのが、友人とのルームシェアの場合です。
ルームシェアの場合には、部屋数以上の人数で入居するのは難しいようです。
例えば2Kの間取りは2人まで。3DKの間取りは3人までというような具合ですね。
ビレッジハウスの入居審査
申込条件はとてもゆるいビレッジハウスですが、申込後には入居審査が行われます。
審査に必要な下記の書類を提出すると、入居審査をしてくれます。
- 入居申込書
- 顔写真付きの本人性確認書類(顔写真付きがない場合、顔写真+健康保険証 などでもOK)
- 収入証明
- 銀行口座の写し
これらの提出書類を元に審査され、審査に通ると契約ができると言う流れ。
↓巷では、ビレッジハウスの審査は甘いとも言われていますが、実際はどうなのか?も記事にしていますのでご覧ください。

↓収入証明は職業などによって、提出するものが異なるためこちらの記事にまとめています。

ビレッジハウス入居に関する初期費用
入居にかかる初期費用も、検討する上で大事なポイントですよね。
ビレッジハウスの初期費用で必ず必要になるものは、
- 入居月の日割り賃料(部屋の家賃、駐車場料金)
- 2ヶ月目の賃料(部屋の家賃、駐車場料金)
- 火災保険料
の3点です。こちらに加え、ペットを飼育する場合は敷金1ヶ月必要となったり、契約者が法人や生活保護受給者である場合には敷金2ヶ月が必要となります。
審査の結果次第で、敷金が個別に設定されるケースもあるようです。(これは審査してみないとわかりませんし、基準は非公開のため不明ですが、契約者の収入に対する家賃割合などが影響していると思われます。)
↓ 簡単に初期費用を見積もりできる計算シミュレーターを作成しましたので、ぜひ活用してみてください。

ビレッジハウスの代表的な間取り
もともと雇用促進住宅として全国規模で一斉に作られてきた建物であるため、ビレッジハウスの間取りには均一性があるのが特徴です。
特に多い間取りが、2K(1DK)または3DK(2LDK)です。
代表的な間取り①2K(1DK)

単身者〜2人入居に人気の2K間取り。和室から洋室にリノベーションされて提供されている部屋が多いようです。(和室のままの部屋だと家賃が安い傾向)
家賃相場のボリュームゾーンは2万円台〜3万円台。広さは30㎡前後。立地、階数、リノベーション有無、住宅設備の有無(エアコン、給湯器など)で家賃が変動します。
この間取りの欠点は、玄関入ってすぐキッチンなのですが、そこに冷蔵庫を置く場所がありません。必然的に隣の4.5畳の部屋におかざるを得ない状態です。
また洗濯機置き場はバルコニー。夜間に洗濯機を回すなどは近隣迷惑になるので難しいでしょう。
そして洗面台は、お風呂場の一角に、昔ながらの壁付けの洗面ボウルが設置されています。洗面ボウルと鏡というシンプルな洗面台なので、女性にはやや不便を感じるかもしれません。

お風呂も部屋によってまちまちなので、内覧でしっかりと見ておくべきポイント。昔ながらのバランス釜タイプのお風呂も一部残っているようですし、給湯タイプのお風呂に変更されていても追い焚きはできない場合もあります。
↓ こちらの記事でビレッジハウスのお風呂についてまとめています。

そして、専用の脱衣所がないので要注意!浴室を出てすぐの洋室で着替える方が多いようです。
居室の部分はリノベーション(洋室化)されていれば、築年数より綺麗に感じられますが、水回りの設備のアップグレードは最低限にされているのが実情のようです。
↓ 内覧の申込方法や当日の流れは、こちらの記事で紹介しています!

代表的な間取り②3DK(2LDK)

ファミリー向けとして代表的な3DK(2LDK)の間取りがこちら。
家賃相場としては、3万円台〜5万円台。広さは60㎡前後。立地、階数、リノベーション有無、住宅設備の有無(エアコン、給湯器など)で家賃が変動するのは2K同様です。
2Kとの違いは、室内に洗濯機置き場があること、洗面ボウルが一般的な洗面台に取り替えられている場合がある、脱衣所として使用できるスペースがある、浴槽が大きめ、などなど。
エアコンはバルコニー側の部屋にしか設置できませんので注意しましょう。
ビレッジハウスへの問合せ窓口

ビレッジハウス、気になるなぁ〜。部屋を見たり、申込するのはどうしたらいいの?

ビレッジハウスが気になったら、まずは問合せじゃ!窓口や流れを説明しよう。
- ビレッジハウス公式サイトから、ビレッジハウス住まい相談センターへ問合せ(電話・WEBフォーム)
- 町の仲介会社(アパマンショップ、エイブル、ピタッとハウス、地元の不動産会社など)
- 賃貸情報サイトを経由して問合せ(ホームズ、Yahoo!不動産、SUUMO、DOOR賃貸、キャッシュバック賃貸など)
③の「賃貸情報サイトを経由して問合せ」に関しては、結局のところ、問合せ先はビレッジハウス住まい相談センターか、町の不動産会社になります。
最初の入り口が異なるだけなので、おすすめしたいのが祝い金がもらえる賃貸情報サイト。
キャッシュバック賃貸や、DOOR賃貸というサイトを経由して初回問合せを行い入居が決まると、お祝い金をもらうことができます。他の方法ではもらうことができないキャッシュバック特典なので、知らないと損ですよね😉
↓ 詳しくはこちらの記事をご参照ください

水回りが気にならないなら、ビレッジハウスはおすすめ
ざっくりとビレッジハウスをご紹介しましたが、やはり低家賃であることには間違いありません。
気になる方は一度空室を調べたり内覧希望をするのもおすすめです。公式サイトから電話orメール問合せが可能ですよ。