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ビレッジハウス、家賃めちゃくちゃ安い…!
公式サイトだと初期費用も安いし、何か「裏」があるの?!
そう思われた方、多いのではないでしょうか。
実際のところ、ビレッジハウスがなぜ安いのか? 裏があるのか、からくりがあるのか?
今回はビレッジハウスが格安賃料で借りることができる理由についてまとめてみました。
ビレッジハウスが安い理由・からくりとは


ビレッジハウスが低家賃の理由は、下の5つのポイントが挙げられるぞい。
1つずつ見ていこう。
- 旧・雇用促進住宅を格安一括買い上げ
- 築年数の経過、設備の古さからの相場
- 独自の審査(保証会社を使用していない)
- 2年以内の解約(退居)は解約金がかかる
- 管理費がない分、自治会による管理を伴う場合がある
①旧・雇用促進住宅を格安一括買い上げ→リノベーションにて提供
「ビレッジハウス」とは、もともと国が保有していた雇用促進住宅の宿舎を、2017年に民間企業が一括買い上げし、リノベーションして提供されている賃貸住宅です。
一括買い上げしたのは、ソフトバンクグループ傘下のアメリカの投資会社フォートレスグループ。

この一括買い上げ価格がものすご〜く破格だったんじゃよ。

いったいいくらで買ったの?ドキドキ…

なんと、一戸あたりにすると61万円程度で取得した計算!
仮に家賃3万円で借りてもらっても、物件の取得価額だけならすぐ回収できそうですよね。
もちろん、物件のリノベーション費用・その後の管理運営費などの方がコストが莫大ですから、実際にはもっともっとコストはかかっています。それでも家賃の安さの大きな理由は、これで間違いないでしょう。
②築年数、設備の古さから見た相場
もともとが雇用促進住宅として長年にわたり使用されてきた物件ですから、築年数は相当なもの。
長くて築55年超、かなり新しくても築25年程度。多くが1960年代〜1970年代に建てられた建物です。
そのため、建物全体の設備や部屋内の設備も古いです。
- エレベーターがない。階段で昇り降り。
- お風呂や水回りの大幅な設備変更が難しく、部屋によっては「バランス釜」タイプのお風呂もいまだに少し存在する。
- 給湯設備が整っておらず、洗面台からお湯が出ない。
- キッチンは瞬間湯沸かし器を取り付ければお湯が出る。

なるほど〜。水回りの設備は、どんな感じなのか気になるけど…
他の賃貸物件にくらべて設備が劣る部分があるから安いっていうのは納得できるね!
↓ビレッジハウスのお風呂に関しては、さまざまなタイプが存在するのでこちらの記事でまとめています。

③独自の審査=保証会社を使っていない
一般的に、賃貸契約をする場合のほとんどが、「保証会社」を使用しての契約になります。
保証会社加入必須 という文字を見たことがある方も多いでしょう。

しか〜し、ビレッジハウスはちょっと変わっておるんじゃ。
多くの管理会社が家賃保証会社を使っておるのじゃが、ビレッジハウスは保証会社は使っていない。
審査も社内で独自にしておるんじゃよ。

へぇ〜!ということは、保証会社に払うお金がいらないってことだね!
でも・・・保証料って部屋を借りる側が払うことが多いよね?

その通りじゃ!
一般的に、借主(部屋を借りる人)が保証会社へお金を払うわけじゃから、なぜ自社の仕事を増やしてまでそこをカットするのか・・・
保証会社を使わなければ、その分借主が安く借りられる。つまり、ビレッジハウスは格安だとブランドイメージにつなげたいわけじゃな。
④2年以内の解約(退居)は解約金がかかる
2年契約という賃貸は多いですが、一般的に1ヶ月前までに退居連絡をし、退居までの家賃1ヶ月分を負担すれば解約ができることがほとんどです。(大家さん、不動産会社の方針によりますが)
しかし、ビレッジハウスでは、2年以内に解約すると短期解約違約金がかかります。
- 1年未満・・・賃料3ヶ月分
- 1年以上、2年未満・・・賃料2ヶ月分
駐車場を契約している方は、駐車場料金も含めて計算されます。
退去の際は、クリーニング費用(1平米あたり1,210円)も別途かかります。

3万円の家賃の部屋でも、3ヶ月分ともなれば9万円。クリーニング費用は部屋の広さによってまちまちじゃが、2K間取りなら3万5000円くらいじゃろう。
トータル12万5000円ともなるとなかなかの出費じゃから、はじめから短期解約がわかってる場合は、申込受付してくれない可能性が極めて高いんじゃ。
⑤管理費がない=自治会などの活動が伴うかも?

そういえば、よく「管理費」「共益費」「町内会費」っていう項目を見るけど、ビレッジハウスにはないんだね?

そうなんじゃ。管理人はおるが常駐はしておらん。
常に誰かが管理しているわけじゃないから、管理費は徴収されんのじゃが、実際問題これだけの戸数のある物件じゃし、雇用促進住宅時代からの流れで入居者が独自で「自治会」を組織している場合もあるんじゃ。

町内会のようなものかな。以前住んでいたアパートでは、ゴミ捨てのときに町内会のおじいさんたちがいろいろやってくれてたな。

ほぼ同じイメージじゃ。町内のくくりじゃなく、ビレッジハウス内のボランティア組織のようなものじゃな。
自治会は絶対入らないといけないわけじゃないが、日常的に顔を合わせたりするわけじゃから、気になるなら事前に自治会の有無や活動内容は管理人に質問しておくと良いぞ。
安さにはきちんと理由があった!

築年数や設備的な古さなどの建物上の条件だけでなく、コストを極力抑える仕組みづくりもしているからこそ、これだけの家賃の安さ・初期費用の安さへとつながっていることがわかりますね。
「変な人が住んでいるから安いのでは?」「入居したあとに追加でいろいろな費用がかかってくるのでは?」など、何か裏があるのではと勘繰ってしまいますが、安さにはきちんと理由が存在しました。
日に日に知名度があがっているビレッジハウスは、人気も高くなっています。気になる物件は早めに問い合わせを!